台風19号で一晩避難した話

10 月 12 日に近所の学校に避難したので、その時に良かった点と悪かった点を簡単にまとめておく。

避難の雑感

  • 避難するなら早くする
2 階に住んでるから避難するつもりはなかったけど、多摩川の水が溢れたら怖いから結局避難した。ハザードマップ上では(総雨量約 590 ミリという記録的な大雨が降った場合)浸水が 3~5 m になる場所に住んでるので念の為。避難勧告(警戒レベル4)が出てから 2 時間後ぐらいに避難したけど、避難勧告が出た時点で避難した方が良かったと思った。
  • 避難所で生活するのは無理
床が硬いからお尻が痛いし精神的にも疲れる。友達や親戚などを頼りましょう。
  • 「多摩川氾濫」とは?
多摩川はかなり長い川だから「多摩川氾濫」と言われても 、どこで氾濫したのかが分からない。
  • そもそも氾濫という単語が紛らわしい
河川氾濫(外水氾濫)と内水氾濫の 2 種類ある。

紛らわしい単語


時系列

  • 14:49 - 世田谷区避難準備情報発令(警戒レベル 3)
  • 15:40 - 世田谷区避難勧告発令(警戒レベル 4)
  • 16:20 頃 - 自宅前の道路が 10 cm ぐらい冠水してることに気づく
  • 17:30 頃 - 避難開始
    • 20〜30 cm ぐらい冠水していた
  • 17: 50 頃 - 避難所の学校に到着
  • 23:28 頃 - 玉川3丁目辺りで越水
    • 世田谷区長 @hosakanobuto のツイート「玉川3丁目兵庫島付近で越水しているようです。また、下流の玉堤1・2丁目では、内水氾濫により浸水があり、消防が救助にあたっています。」
    • つまり、玉川3丁目では多摩川から水が溢れたらしい。越水って言ってるけど、河川氾濫(外水氾濫)と呼んで良いのかな。
  • 10 月 13 日 1:15 頃 - 帰宅

避難所の雑感

  • 避難所に来る人はお年寄りが多いのかと思ってたけど、そんなことはなく、当たり前だけど色んな人がいた。小さい子ども(乳児〜小学生)を連れた家族は多かったかも。
  • 近所の小学生(?)や中学生がボランティアで、乾パンや毛布を配っていた。
  • 体育館は入りきらなかったので、廊下に(準備されていた)ブルーシートに座った。とりあえず、お尻が痛かった。
  • 思ってた以上に不安になる。
  • 寝れない。

良かった点

  • 避難した
家に居るよりかは精神的に安心だった
  • バスタオルを 2 枚持っていった
1 枚は足を洗った時に使う用、もう一枚は予備。予備のやつをお尻の下に敷いて座ってた。これがなかったらかなり辛かったと思う。
  • 替えの靴下
  • ビニール袋数枚(汚れたものを入れる用)
  • 水筒(飲水を入れて持っていった)
  • モバイルバッテリー 2 つ。充電用のケーブル。
  • 紙の本
電気を使わずに読めるから持っていったけど、結局は読む気にならなかった。
  • ダウンジャケット
廊下にブルーシートと毛布を敷いて寝ようとしたけど、少し寒かった。ダウンジャケットは持っていって良かった。暑ければ脱げば良いだけなので。
  • マスク
少し乾燥してたので。

悪かった /改善点(次回持っていく物など)

  • 長ズボン
  • 長靴
これは完全に反省。冠水や洪水の時は、半ズボンにスニーカーやビーチサンダルの方が良い。(スニーカーの方が安全かと)
要らなくなったスニーカーは捨てずに、避難用に取っておこうと思った。
  • 着替えが欲しかった(T シャツなど)
避難所に着いた時には結構汗をかいていたので、着替えが欲しかった。
  • 耳栓
避難所は色んな人(泣いてる赤ちゃんなど)がいるので、耳栓をした方が寝れそう。
  • ブレーカーを落とし忘れた
  • 火を消したか不安になった
避難する前に鍋でお湯を沸かしてたから、火を消したかが避難所で不安になった。消してあったけど、火とブレーカーと家の鍵は指差し確認をしてから避難した方が良いと思った。ちょっと大げさだけど、こういう緊急時は自分が思っている以上に不安になるし、パニックになっている可能性があるので。
  • アイマスク
ずっと廊下の電気がついてたので、寝るならアイマスクは欲しい。
  • 気が紛れる物
本を読む気分でもなかったし、何かもっと気が紛れる物を持っていった方が良かった。ゲームとか。お菓子も持っていった方が気が紛れたとは思う。

Tips

以下のサイトあたりは事前に確認しておく方が良いと思った。


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